芸術の秋・・・といえば、僕にとっては「落語の秋」
まあ、寄席は365日空いているんですが・・・そんな中、
古今亭菊之丞師匠から「十月の中席、鈴本で主任をやります」
とのお知らせを頂き、久しぶりに行って参りました。
平日の夕方、しかもまだ明るいうちから寄席に行くなんて
なんとも粋ですよね~。せっかくだったので酒を持って・・・とも思ったんですが、
最近は何かと飲む機会が多いので、今日はシラフで行きました(笑)
お目当ての菊之丞師匠は人情噺の「唐茄子屋政談」
道楽が過ぎて勘当されてしまった若旦那が、叔父さんの下で
唐茄子(かぼちゃ)の行商をはじめ、人情に触れるというお話。
吉原が舞台になっている噺を、すぐ近くの上野で聞くというのも
また良いんですなあ。
菊之丞師匠の話はいつも期待を裏切らないんですが、主任(トリ)の時に行くと
時間がたっぷりあるので人情噺を聞けるチャンスが高くなる。
噺の世界にどっぷり浸った後の爽快感が味わえるんです。
ちなみに菊之丞師匠が主任で出演される十月中席は19日まで。
上野・鈴本演芸場へ足を運んでみてください。
最近、僕が一番テレビで見る機会が多い人、それが笑福亭鶴瓶さんです。
「家族に乾杯」「きらきらアフロ」「A-studio」・・・いずれも、
鶴瓶さんだからこそ、の番組。そして、テレビを見ればみるほど、
噺家として舞台に上がる鶴瓶師匠も、また見たくなる・・・というわけで。
行ってきました!!「笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR 2009-2010 『WHITE』」
来年にかけて続くツアーシリーズ、その中で今回は、浅草公会堂での5夜連続公演です。
実は、浅草公会堂に入ったのは今回が初めてだったんです。
すぐ近くの浅草演芸ホールは何十回と足を運んでいますし、
浅草公会堂の"前"は何十回と通り過ぎています(笑)
入口の前にずらっと並んでいる、日本の芸能史を飾った方々の手形も
何度も見てきました・・・が、中に入ったのは初めて。
驚いたのは、とにかくキレイで広い!!なんたって、
僕のチケットの席は「2階席」なのに、実際には3階(笑)
更に上の「3階席」は、エレベーターで5階に上がるっていうんだから驚きです。
でもね、席に座ったら納得しました。なるほど、これは見やすい。
見下ろしているのに傾斜が適度で、舞台との距離を感じない。
おまけに椅子が大きめに作られているので、実にゆっくり座れます。
今回は1人で来ていたので、開場と同時に自分の席に行き
周りをキョロキョロと見回していると、なんと2列前に
TOKYO FMでお世話になっているミキサーさんを発見!!
普段からスポーツや舞台、イベントなど本当に活動範囲の広い方で
一緒に野球やサッカーを見に行った事も何度もあったんですが、
まさか、こんなところで近い席になるとは!?これも鶴瓶マジック、と確信(笑)
では、そろそろ中身の話を・・・。
この5日間の公演には日替わりゲストが登場します。
鶴瓶さんが信頼を置き、愛する人たち・・・。
月曜日が立川志の輔さん、火曜日が春風亭昇太さん、
木曜日は立川談春さん、金曜日は桂三枝さん。
ありがたい事に、この4人の方の高座は拝見した事があります。
残る1人は、まだ見た事が無い・・・だから、この水曜日に来ようと決めました。
この夜のゲストは、桂南光さんです。
東京の方には馴染みが薄いのかもしれませんが、関西では
テレビの司会にも引っ張りだこの方。以前は「桂べかこ」さんとして
「生活笑百科」にも出ていたので、分かる方もいるかもしれませんね。
上方落語に詳しい方に話を聞くと、多くの人が言うんです。
「南光さんの落語は見た方が良い」だから、僕も大阪に行った時に見たい、と
思っていたところに、このタイミング。ラッキーでした。
そんな会は夕方6時に開演。ブザーが鳴ると幕が・・・上がらずに
袖口から普段着、と思われるラフな格好の鶴瓶さんが登場。
『その日の昼に、腰が痛くて整体に行ったんだけど、全然良くならなくて
でも、先生が自信満々にやってくれるから「効いてない」と正直に言えず・・・(笑)』という
鶴瓶さんらしいフリートークからスタート。まさに、これぞ鶴瓶さんのスタイル。
そして南光さんの話に。
そもそも、鶴瓶さんの師匠・松鶴師匠と、南光さんの大師匠・人間国宝の桂米朝師匠は
大の親友でもあり、共に上方落語を支えた戦友。ただ、桂南光さんは元々は
桂枝雀師匠のお弟子さんでした。しかし、枝雀師匠がこの世を去り、米朝師匠の元に。
そして、時が流れる中で鶴瓶さんは自らの師匠の十八番だった「らくだ」という話を
出来ずにいました。そこへ、「らくだをやってみなはれ」と進めたのが、同い年の南光さん。
共に落語に止まらず、テレビでも活躍しながら、良き相談相手でもあったんですね。
ちなみに会場では、映像を交えて、それまでの物語が紹介されました。
しかもナレーションは、フジテレビの福井謙二アナと島田彩夏アナ・・・豪華です。
南光さんの披露した噺は「素人浄瑠璃」。すこし、ご紹介すると・・・、
世話になっている旦那の"下手な義太夫"の会から何とか逃げようとする
お店の使用人、家族、近所の人々・・・最初は嘘の理由を作って逃げようとするが、
旦那に気付かれ「ならば、ここから出ていってもらって結構!!」と
へそを曲げられた途端、慌てた一同が覚悟を決めて(笑)集結。
まるで大砲を避けるがごとくに、下手な義太夫という敵(?)に立ち向かう様子が
何とも笑える話。
でも、この話。最後にもう一つの展開が付いた「寝床」という名前で
よく耳にした事がありました。しかも、南光さんの独特のダミ声から生まれる
個性的な人物像が、より話を盛り上げる・・・うん、確かに南光さんはイイ!!
そして、話を聞き終わった時に考えました。
今まで聞いた「寝床」で一番面白かったのは、誰のだろう・・・導かれた答えに
びっくりしました。前にこのブログでも書きましたが、浅草で見つけて買った
落語のDVDの「寝床」で腹がよじれるほど笑った記憶。
その声の主は、南光さんの師匠であった桂枝雀さんでした。
なるほど・・・南光さんにとって、そういう意味が込められた高座だったんですね。
そして、中入りを挟んで鶴瓶師匠の出番。
座るなり、カタン!!と拍子木を響かせると、枕も無しに話に入った。
「おい!らくだ!!」
来た!!
きっと会場のみんなが思ったはず。
やはり、鶴瓶さんが選んだのは「らくだ」でした。
いや、むしろ、その為にこの日の会があった、という方が正解かも。
「らくだ」は時間が長く、なかなか演じられない噺。
体が大きくて動作がのろいから「らくだ」というあだ名の男の家へ兄貴分が訪ねてきたが
当人は前の晩にフグの毒に当たって死んでいた。
そこへ長屋出入りの屑屋が通りかかっちゃう。
こわ~い兄貴に脅されて、屑屋は長屋を回り、あの手この手で・・・しまいには
らくだの死体まで持って行って、葬式費用に香典、通夜の酒と料理を調達。
しかし、集めた酒を飲むうちに屑屋が豹変!!威勢が良くなって立場が逆転することに。
やがて酔っぱらった2人は、らくだを火屋(ひや・今の火葬場)へ樽に入れて運ぶが
途中で中身を落としてしまう。しかも、慌てて戻った二人は、酔いつぶれて寝ていた
生きている他人を入れて火屋へ。やがて目を覚ました酔っぱらいは、
火にかけられて大慌て!!「ここはどこだ」「火屋だ」
「ああ、冷酒(ひや)でもいいから、もう一杯」というお話。
ところが、この師匠の十八番に、鶴瓶さんは「続き」を作りました。
実は、途中で落とされた「らくだ」が生きていた・・・そして、長屋へ帰ると
2人がまだまだ呑んでいた・・・「えっ?らくだの幽霊!?」
「なんてこと、しやがるんだ!!おまえ達を、火屋へ持って行ってやる!!」
「ああ、冷酒でもいいから、もう一杯」
そう、同じ言葉での「二度オチ」僕も初めて聞きました。
う~ん・・・イイですね。この発想も鶴瓶さんらしい。
終わったあとに鶴瓶さんが「師匠が聞いたら、怒らはるやろなあ」と
照れくさそうに話していたのが、感動を増幅させました。
鶴瓶さんの噺には、笑いだけではない「人」がいる、「感動」がある。
そして「物語」がある。3時間近くの会で、鶴瓶さんも南光さんも、1つずつの噺。
一夜限りの夢、でございました。少しは、この感動伝わったかな・・・。
(長くなっちゃってすみません。最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。)
ご報告が遅くなりましたが、先週の木曜日、
仕事終わりで映画館に飛び込んで話題の映画「ディア・ドクター」を見てきました。
見たい理由は色々とあったんですが、一番は映画初主演の笑福亭鶴瓶師匠。
映画を見ての感想は・・・なるほど!!
この映画の主役は、他の人では考えられないという感じでした。
予告を見ていた限りでは、町医者という役に関心があったのですが、
見てみると、もっと奥底にある「人間らしさ」という部分がとても印象に残りました。
主人公に感情移入しやすい、という感じでしょうか。
人間の持つ弱さ・葛藤がとても率直に描かれています。
そして、最後の5秒で「えっ!?」と思うと、突然のエンディング。
そして、後には清々しい気持ちが残る、という映画です。
2時間ちょっとの時間が、あっという間に感じました。
落語に詳しい方は「今頃やっとこの本を読んだの??」と言われるかも知れません。
はい、そうなんです。やっと読みました。
こんな素晴らしい本がある事に気付かずに。
しかも、本屋でたまたま見つけた本でした。
それが・・・ここ数年でのイチバンの本になりました。
僕からの超オススメの本が、立川談春さんの「赤めだか」です。
談春さんが立川談志師匠のもとに弟子入りしてから、
二つ目、そして真打になるまでのエピソードをまとめたエッセイ。
・・・そう書くと、「他にも同じような本はたくさんある」と思うでしょ?
でも違うんです。談春さんの書く文章は、言葉が活き活きしている。
エッセイなのに、青春の香りのする立派な物語なのです。
立川談志師匠、五代目柳家小さん師匠など、今まで語られていない
噺家さんの意外な一面が垣間見えます。
そして談春さんの落語家としてだけでなく一人の人間としての葛藤が
ストレートに読む者の心に入ってきます。
そして、たくさん笑えます。しかも、同じくらい泣けます。
この本を買ってからというもの、電車の中で読んでいたんですが、
早く続きが読みたくて仕方がありませんでした。
それくらい、本当に素晴らしい本です。
これを読んで少しでも興味を持った方、
そして落語の世界に少しでも興味のある方、買って損は無いです!!
僕の知り合いの方は、早い者勝ちでお貸しします(笑)
どうも、お久しぶりです。
今日は「からだのミカタ」のスタジオ収録に行ってきました。
2回目の出番ですが、まだまだ緊張でガチガチに・・・でも、
楽しい収録になりました。そして勉強にもなった1日でした。
今日の模様は、来週末・30日の土曜日から放送です。ぜひぜひご覧下さい!!
さて、先週末は色々とお出かけをしてきました。
まずは土曜日、以前から楽しみにしていた落語名人会
「林家いっ平 改メ 二代 林家三平 襲名披露」
場所は、神奈川県の「グリーンホール相模大野」です。
テレビ埼玉でお世話になった、フリーアナウンサーの渡辺一宏さんと行ってきました。
注目を集める二代・三平襲名とあって、開場前から行列が・・・。
そして、メンバーも豪華でした!!
まずは、小朝師匠の「目薬」、
新作や斬新な落語を見る機会が多い小朝師匠ですが、
古典もまさに「小朝流」爆笑の嵐!!
そして、圓歌師匠の名作、「中沢家の人々」
80歳とは思えない流れるような語り口、
そして朗々とした雰囲気・・・圧倒され、後から感動が押し寄せます。
あと10年・・・いや、20年頑張って下さい!!
続いて、二代・三平師匠のお兄さんでもある
正蔵師匠の「鼓ヶ滝」
正蔵襲名を機に古典のイメージがすっかり定着。
今回も味のある世界を存分に披露してくれました。
そして、主任は三平師匠の「紀州」
う~ん・・・正直言うと、お父さんのイメージを
意識し過ぎているのかな、っていう感じがしました。
話の途中に「三平」らしい小噺や洒落が織り交ぜられているんですが、
もうちょっとじっくり聞いてみたかったなあ。これからに期待!です。
・・・と、渡辺さんと落語をたっぷり楽しんだ後、余韻そのままに
居酒屋へ直行!!すると、渡辺さんからこんな話が
「実は明日、大学で噺家さんの後援会があるんだけど来ない?」
というわけで、翌日の日曜日は、早起きして幕張へ。
渡辺さんの母校である神田外語大学で行われた
桂かい枝師匠の「笑いは世界の共通語」を楽しみました。
かい枝師匠は、上方落語の期待の落語家さん。
NHKの新人演芸大賞や文化庁芸術祭の新人賞など、数々の賞を受賞したほか、
97年からは海外公演を開始、12カ国で200を超える「英語落語」の公演を行っています。
さらに昨年には半年間、渡米してキャンピングカーで移動しながら全米各地で公演したんです。
今回は、その土地土地で落語を知らない人との面白エピソード、
そして日本の落語「動物園」を英語版で披露してくれました。
僕は決して英会話は得意じゃないんですが(笑)
それでも充分に分かる!!よく作られているんです。
日本古来の文化である落語を外国語に置き換えることで、
そこから新たな魅力が生まれるような気がしました。
かい枝師匠の今後がますます楽しみです。
ゴールデンウィークの最終日は、思いっきりインドアに過ごしました。
外も雨でしたからね・・・東京は。
ふと部屋の本棚を見た時に、まだ見ていなかったDVDが
たくさんある事に気付き、その中でも
じっくり時間を取らないと見られない物を、と選んだのは・・・。
上方落語を語る上では、この人を外す事は出来ない、爆笑王・桂枝雀師匠の
CD&DVD「THE 枝雀」
その独特の大きな身振り手振り、そして真似の出来ない表情の豊かさ、
メリハリの効いた発声、・・・どれをとっても、この方は落語家さんになるために
生まれてきたとしか思えない人。その大きなアクションには批判的な意見もあったそうですが、
小学生の僕は、テレビで見た枝雀師匠の面白さが今でも忘れられません。
その振る舞いを見ているだけで、自然と笑いがこみ上げてくる。
いつの間にか「枝雀ワールド」に引き込まれている、そんな方なんですね。
それでいて、研究熱心でストイックだった枝雀師匠。
うつ病と闘いながら、英語での落語など、挑戦を続けた人でもありました。
ちなみに、このアルバムに収められているのは、1979年から
大阪の朝日放送で放送された『枝雀寄席』のもの。その名の通りに
枝雀さんの落語を中心にしたテレビ番組だったんですが、
落語の番組で、しかも1人の名前が冠に付く番組。その偉大さが分かります。
その枝雀師匠が自ら命を絶って早10年。惜しい人だったなあ、とつくづく感じます。
落語に興味があって、枝雀師匠を知らない、という方は今からでも!!
DVDを見てみる事をオススメします。
ちなみに、この「THE 枝雀」では、CDに「宿替え」「宿屋仇」、
DVDに「代書」「寝床」が収録されています。
久しぶりに宇都宮に行ってきました。
といっても、「朝生とちぎ」を卒業してから1ヶ月も経っていないんですけどね。
今回のお仕事はテレビではなくコンサートのお仕事。
宇都宮を中心に栃木県内や近県の方が参加しているオーケストラ
「宇都宮ウインドクルー」のコンサートの司会をさせて頂いたんです。
開催が11回目という事でしたが、毎回、様々な趣向を凝らしたコンサートを
開催しているとの事で、今回も色々と仕掛けがありました。
まず前半は、歌劇「トゥーランドット」など、幅広い年代に親しみのある名曲を中心に。
僕もスーツで真面目に進行。そして、後半の第二部は、ガラリと雰囲気が変わります。
ステージの袖に、似つかわしく無いものが・・・。
というのも、後半は僕が語り部となって、落語や講談の要素を取り入れながら
曲の世界を紹介していくというものだったんです。紹介する曲も
オペラ、映画音楽、そしてポップスまで様々・・・。コンサートだけでなく、
エンターテイメントの要素も充分にある、とても楽しい時間でした。
そんなわけで、僕も衣装を用意してもらいました。
う~ん・・・自分で言うのも何ですが、似合ってますね(笑)
司会と共に、ちょっとだけ落語家さんの気分も味わえて、
楽しい経験をさせてもらいました。
今回のタイトルは、ずばり読んだ本の名前です。
インパクトのあるタイトルにつられて本を手に取り、
著者名の「柳家花緑」を見て、迷わず買いました。
花緑師匠といえば、人間国宝の五代目柳家小さん師匠(故人)を祖父に持ち、
戦後最年少の22歳で真打昇進。現在も「六人の会」をはじめとして
精力的な活動を続けている方。そんな方が落語の「コツ」のようなものを
教える本なのか・・・と思って買ったら、話はもっと深いものでした。
「小さんの孫」というプレッシャーと戦いながら新たな挑戦を続ける花緑師匠、だからこその
葛藤や悩み。その中で、どうやって覚えた噺を「自分の噺」にし、そこに
命を吹き込んでいくのかが、とても分かりやすく書かれています。
花緑師匠というと軽快なイメージを持っている方が多いかも知れません。
しかし、根はものすごく真面目で繊細な方。僕も数年前に
チバテレビの「浅草お茶の間寄席」という番組でインタビューをさせてもらいましたが、
どうやったら多くの人に寄席に足を運んでもらえるか、どうやったら
若い人が落語に興味を持ってくれるのか等々・・・。インタビューが終わった後も、
これからの落語について熱く語って頂いたのを今でもよく覚えています。
たぶん、落語をあまり見た事が無い人がこの本を読むと
「落語家はこういう事を考えて高座にあがるんだ」と違った視点で楽しむ事ができ、
落語を見続けている人は「花緑師匠は、こうやって今の形を作ったんだ」あるいは
「小さん師匠はこんな事を伝えていたんだ」という発見があるはずです。
ぜひ、落語を聞きに行く「前」に読んでみて下さいな。
本当に過ごしやすい季節になりましたね~。
この仕事をしていると、なかなかゆっくり季節を感じる機会がありません。
お恥ずかしい話ですが、番組の中に出てくる映像から
「あっ、もうこんな季節か」って思う事も多々あります。
これじゃいかん!!というわけで、最近は色々と出かけるようにしています。
先日は、こんな催し物に行ってきました。
「寄席・出囃子入門」
寄席の高座袖から、何十年もの間、達人達に出囃子を贈り続けてきた
出囃子三味線奏者の森本規子さんが、貴重なエピソードを交えながら
名人達の出囃子を紹介してくれました。
出囃子は落語家さんのテーマソング。ひとりひとりに出囃子があります。
しかも、それぞれの人の登場のリズムがありますから、それぞれに
呼吸を合わせるのは至難の業。
そして、噺の中のBGMも演奏するのも、大きな役目なんですよね。
「夜桜」を演奏すれば今の季節を感じられるし、
「お菊の皿」のドロドロドロ~っという演奏が始まれば、
今にも幽霊が現れそうな雰囲気になり、急に背筋が寒くなる・・・。
まさに、音色で四季を感じられました。
さて、聴覚を刺激したら、今度は視覚!!
ゆっくりとお花見をする機会は無かったんですが、
いつも通っている浦安の図書館の近くにある川沿いに
素敵な桜並木を見つけました。
ライトアップされて、なかなかロマンチックです。
賑やかなお花見も良いですが、1人でしっとりと楽しむのも良いもんです。
すると、先日行ったお気に入りのお店の料理にも・・・。
お~、桜が!!本当に日本人は桜が好きなんですね。
ちなみに、こんな料理も食べました。
春の山菜に水菜とほたるいか。まさに春の味でした。
やっぱりお出かけは良いですね!!
先日のブログでご紹介した古今亭菊乃丞師匠。
その菊乃丞師匠が登場するこの雑誌を
ついに買ってきました!!
しかも、普通の本屋さんで、じゃないですよ~。
落語の本だけに、浅草の仲見世の本屋さんで買いました(笑)
まあ、全国で買えるんですけど、それでも宇都宮の本屋さんで聞いたら
2軒ほど「ごめんなさい!!売り切れなんです」と言われまして。
人気あるんですね~。
DeAGOSTINIの「落語百選 DVDコレクション」です。
この「DeAGOSTINI」って、CMではよく見ますよね。
「週刊~コレクション 創刊号は特別価格~円」でお馴染み。
僕も記念すべき、「初 DeAGOSTINI」(笑)。中を見ると・・・。
いや~、なかなか立派なつくりですな~。DVDには2つの噺が
収められていて、冊子の部分では「演目の解説」や「噺家列伝」
それに落語の歴史教科書のようなページもあって、読み応えありそう。
・・・というわけで、今度ゆっくり見ようっと。本当は今から見たいんですが、
今週は土曜・日曜と2日続けて、TOKYO FMの泊まり勤務があるんです。
ちょっと体力勝負になるので、読めるのは明後日かなぁ。