今月は本当によく落語を聞きに行きました・・・。
その締めくくり、築地の浜離宮朝日ホールで行われた
「新にっかん飛切落語会」に行ってきました。
今回はとにかく、出演者に惹かれて行ってきた、というところでしょうか。
内容をご紹介すると、あの3代目桂三木助のお孫さんにあたる
二つ目の桂三木男さんは、嫉妬心をテーマにした噺の代表作「悋気(りんき)の独楽」
その独特の存在感は、これからが楽しみです。
先日の国立劇場でも楽しませてもらった桂文珍さんは、その時にも聞いた「船弁慶」
でも会場が変わり空気が変わると、まったく違った雰囲気になるから不思議。
先日に増して今回は、登場人物の破天荒なキャラクターが感じられてパワーアップしていました。
続いて、大ファンの一人。柳亭市馬さん。
お馴染みの「美声」で一曲披露した後は、軽快でいて味わい深い「松曳」
おっちょこちょいも、ここまで極まると・・・という落語らしい噺。久しぶりに楽しみました。
そしてトリは、寄席の襲名披露を終えたばかりの「6代目」三遊亭円楽さん。
酔っぱらいが主役の「ずっこけ」は、酔っぱらいだからこその
人間の「素」の部分が存分に引き出されていて、軽快に笑える噺でした。
その中にも、これからに対する強い決意のようなものが感じられました。
余談ですが、今回の会場「浜離宮ホール」と同じ建物には、
かつてCSのニュースチャンネル「朝日ニュースター」が入っていました。
現在は原宿に移転したのですが、その移転時期をまたいで3年間ニュースターで
ニュースを読ませてもらっていた僕にとっては、とても懐かしい場所。
しかも、フリーになって最初のレギュラーが、朝日ニュースターでの
泊まり勤務でのニュース読みだったんです。本番が終わって
色々と自己反省をしながらの帰り道、徹夜明けでフラフラした頭で
築地市場の場外で朝ご飯を食べて帰った事を思い出しました。
あれから、いろいろあったなあ。
でも、今こうして仕事を続けていられることに感謝。
そして、お仕事で頂いたお金で落語を聞きに来られる事に感謝。
初心を思い出した落語会でした。
次にゆっくり落語を聞けるのは・・・秋かな。
先週の初日に続いて昨日、桂文珍さんの「国立劇場10日連続独演会」に
行って参りました。1週間の間に国立劇場前の桜もだいぶ様変わり・・・。
それでも、まだ一部にはきれいに残っていました。
とはいえ、会が終わった後には桜の事をすっかり忘れるくらい(笑)
中身が濃かったんですよ~、この会が。
ざっとご紹介すると、
月亭八天「かわりめ」:酔っ払いの亭主が登場するお馴染みの話。
でも、上方風になると、また味わいも新鮮。
桂文珍「船弁慶」:仲間から船遊びに誘われた亭主と「恐妻」の描写が面白い。
立川志の輔「新・八五郎出世」:妹・お鶴をお殿様の嫁にやった兄・八五郎が、
お世継ぎ誕生の報を受けて屋敷に呼び出される。
笑って笑って、最後にはホロッとさせられる展開が秀逸。
桂文珍「粗忽長屋」:先代の小さんさんの十八番を文珍さん風にアレンジ。
文珍さんの口調ならではの軽快さが、新たな味わいに。
昨日は初めて落語を聞きに来た(らしい)人も多く、そういった方にはぴったりだったのでは?
また僕にとっても初めて聞く噺あり、新たなアレンジの噺あり、で
密度の濃い時間を過ごせました。来週は「強化月間」のシメが待っています(笑)
昨日は久しぶりの休み、という事で
先週の金曜日に続いて落語を聞きに行ってきました。
でも、その前に・・・良い天気だったので日比谷方面から
皇居をゆっくり半周・・・あっ、ランニングじゃないですよ、歩きです(笑)
歩いていたら、ランニングしているTOKYO-FMのアナウンサーさんに会いました。
いや~、春を感じる光景ですね。これで今年のお花見は完了だなぁ(笑)
てなわけで、いよいよ目的地。皇居の向かいにある国立劇場へ。
国立劇場といっても、いつも落語をやっているホールではなく
普段は歌舞伎に使われている大劇場の方なんです。
ここを使って行われるのが、桂文珍さんの『国立劇場10日連続独演会』。
「人類初」(笑)の快挙です。
他の落語会でもらったチラシでこの会の事を知ったものの、
ほとんどの日がチケット完売(泣)
そこでオークションに助けを求めると、なんと定価で販売されているものを発見!!
という事でありがたく買わせて頂き、行く事ができたんです。
あ、言い忘れましたが今回の会、独演会といっても毎回ゲストがいて
昨日は柳家花緑さん。もちろん、そこもこの日のチケットを選んだ理由。
そういうところばかり気にし過ぎて、
開演後の文珍さんの『今日が初日という事で』という言葉を聞くまで、
今日が初日だと知りませんでした(笑)ラッキー!!
さて、内容を簡単にご紹介すると、
まずは文珍さんのお弟子さん・楽珍さんの「手水廻し」
大阪でも何度か聞いた事があったんですが、
まさに上方らしい楽珍さんの落語、心地良いです。
続いて文珍さんの「蔵丁稚」国立劇場らしく『お芝居好き』の話とは粋ですなぁ。
中入りを挟んで花緑さんは「権助提灯」。
お互いに嫉妬をしない「おかみさん」と「お目掛けさん」の話。
花緑さんの「和」な雰囲気がぴったりでした。
そして、最後は文珍さんの『らくだ』。本当に・・・秀逸でした。
今までに鶴瓶さんなど、何回か「らくだ」を聞いた事があったんですが
文珍さんの噺は、登場する「くず屋」の生い立ちを膨らませたもので、
らくだを焼き場へ持っていく前に
『カミソリもらってこい!断られたら死人のかんかん踊りや』がサゲになっていました。
(「らくだ」を聞いた事が無いと分からない話でごめんなさい)
テレビの時よりも、ほんわかとした感じを出す高座の文珍さん。
見るたびに新しい発見があります。
来週にも見に行く予定なので、そちらにもかなり期待しています!!
落語の後は、九段下まで散歩しながら夜桜見物。
落語見た後に夜桜なんて、噺の中と現実が繋がっているかのようですよね。
そこに足りないモノといえば・・・お酒くらいかな(笑)
突然ですが!!今月は個人的な「落語強化月間」でございます。
その名の通り、落語をたくさん聞きに行きます。
前回のブログで「今月から慌ただしくなる」と書いておきながら、ですが・・・。
でも僕の場合は、仕事が忙しい時ほど、空いた時間にも
いろんな予定を入れないとダメなんです。こういう感覚、分かってもらえるかなぁ。
空いた時間に体を休めるよりも、心の栄養を摂った方が頑張れるんです。
そんな強化月間の第1弾、舞台は浅草です。
といっても、毎度お馴染みの演芸ホールではなく、すぐ近くの「浅草公会堂」
昨年から続いてきた、笑福亭鶴瓶師匠のJAPAN TOUR 「WHITE」の千秋楽。
しかも、その相手が柳家喬太郎師匠とあっては、どんな事をしてでも行きたい!!
というわけで、オークションで少々のお金を出してチケットを1枚ゲットし行ってきました。
このシリーズは、昨秋の桂南光師匠の回も見ていたので、
その時の事を思い出しながら、違いを楽しみに会場へ。
まずは開演と同時に、鶴瓶師匠が洋服で登場。この「WHITE」の恒例、
いきなり落語ではなく、一人語り。つまり「フリートーク」というところが
いかにも鶴瓶さんらしい。いきなり喬太郎さんについて「あいつの考える事オカシイで」と
最高の誉め言葉を繰り出し(笑)、自身は千秋楽の最後に
自慢の"私落語"「青木先生」を披露すると予告し、会場が盛り上がります。
そしていよいよスタート。中入りを挟んで、それぞれが2席ずつ。
まずは喬太郎師匠が、左甚五郎旅日記から「竹の水仙」。
甚五郎もの、というと僕の中では立川志の輔師匠の「ねずみ」が
大のお気に入りなんですが、喬太郎師匠がやると
人物のキャラクターが予想しない方向に「ぶっ飛ぶ」んですね~。
甚五郎が作った竹の水仙を、恐る恐るお代官の所に売りに行く貧乏宿の主。
しかし、一緒に付いていった長屋の主は、宿主が裁きを受けると思い込んでいるものだから
なかなか話を前に進ませない。
すると、お代官が「うるせぇ~んだよ!!お前、うぜえんだよ!!」(笑)
本当にこんなお代官いたら面白いなあ。これぞ、喬太郎(キョンキョン)ワールドです。
続いての鶴瓶師匠は、泥棒が盗みに入った家の女に逆にだまされ
お金を取られてしまうという「転宅」。東京ではよく聞くんですが
鶴瓶師匠がやると、街の風景も変わってくるから面白い。
中入りを挟んで、喬太郎師匠は三題噺から作られた新作落語「母恋くらげ」
海の生き物に人格を与え、ユーモラスに描きます。
小さい子どもさんが初めて聞いても、素直に楽しめるんじゃないかなあ。
一生懸命にタコやイカ、クラゲと演じていきながら、途中で「古典じゃなくてゴメンネ」と
一言加えるタイミングの良さに、会場中が割れんばかりの大爆笑!!
最高の形でフィナーレへ。
そして鶴瓶師匠の「青木先生」。高校時代の実話を基に作られた代表作。
僕は5回目くらいですが、何度聞いても笑えます。最後に少しジーンとして・・・。
こんな先生いたなあ・・・と、みんなが共感できる噺。
鶴瓶師匠自身が以前に言っていた「新作落語とテレビのトークの中間」、
まさに鶴瓶師匠にしか出来ない「私落語」というジャンルがピッタリの噺です。
鶴瓶師匠のツアーのファイナルには、やっぱりコレだよな、と納得しました。
しかも今回は、エンディングで2人揃ってのトークというおまけ付き。
喬太郎師匠が噺から離れるとシャイになるところを、
鶴瓶師匠が盛んにいじっていたのが、余計に笑えました。
予定を超えた3時間近い口演。
浅草の一角が、平日の昼間とは思えない熱気に包まれました。
この2人のコラボ、今度はどんな形で見られるのかなぁ。
読んだ本についてのブログは、書けば書くほど難しい事が分かってきた。
それは、読み終わった直後から、凄まじいスピードで感想の『鮮度』が落ちて行くことだ。
出来る事なら、読み終わった直後に書くのが良い。でも、中身が濃い本であればあるほど、
読んでいる最中に『今この瞬間の感想を残したい』と思う事もある。
テレ玉のニュースキャスターであり、アナウンサー仲間の中で
特に「落語を語れる」貴重なお友達である福原奈見さんに、とても興味深い本を借りた。
タイトルは「志ん朝の走馬灯」
この本の著者・京須偕充さんは、志ん朝さんが三十代の頃から
録音を担当するプロデューサーという立場で志ん朝さんと接している。
それは、高座やテレビで我々が知っている意外の一面を知ることになる。
僕が知っている志ん朝さんといえば、高級ふりかけ『錦松梅』のCMのイメージ。
その時は僕も小さかったので、落語へのイメージもはっきりしていなかったが、
落語に興味を持ち出して多くの噺を聞くようになり、
多くの噺家さんを知っていけばいくほど、志ん朝さんが噺家らしい噺家だったように感じる。
着物の似合う顔立ち、体形。そして伸びのある声・・・と、
これくらいの説明は僕にも出来るが、
この本の中での京須さんによる志ん朝さんの分析には舌を巻く。
それは多くの高座を聞いてきただけではなく、録音プロデューサーならではの分析がある。
だからこそ全盛期から晩年までの移り変わりや、
その日その日の出来を事細かに言葉に興す事が出来る。
仕事にストイックな一面と、何事も一筋縄ではいかないというもう一つの顔。
その裏にあるのは、自分がやるべき理由は分かっていても、やるからには
それなりのものを作らなくてはいけない・・・責任感ゆえの葛藤。
そして中でも食い入るように読んだのは、連続しての独演会を拒み続けた志ん朝さんを説得し
『志ん朝七夜』が生まれるまでの秘話。
事実でありながら、ドラマのような紆余曲折を経ていた事が手に取るように分かる。
そして、ドラマで言うところの『登場人物』が際だっているのだ。
志ん朝本人、志ん朝のマネージャー、劇場側の担当者、そしてプロデューサー・・・
それぞれの言い分をぶつけているように見えて、
かすかに見え隠れする共通のゴール。
そして、お互いの心情を理解しながらの駆け引きと葛藤。
実際の結果を知っている人が読んでも『この後、どうなる!?』と先を急ぎたくなってしまう。
これほどまでに一人を追い、一人を想った落語の本が他にあるのだろうか、と思った。
1月の恒例となった、立川志の輔さんの渋谷PARCO一ヶ月公演。
僕も2年ぶりに行って参りました。
志の輔さんは、僕にとって「落語との出会い」のきっかけとなった方です。
といっても、お目にかかった事はありません。僕の一方的な思い入れのみ(笑)。
中学の頃に文化放送でやっていた「志の輔ラジオ気分がいい」という番組を
僕が大好きで聞いていたのが、噺家さんを知ったきっかけ。でも今考えると、
「気分がいい」は月曜~金曜の朝9時~11時までやっていた番組なんです。
なぜ僕が聞けたんだ(笑)まあ、そんな事は置いておいて・・・。
いきなりこんな事を言うのも何ですが、このPARCOの会のチケットは6000円。
独演会のチケットとしては、やや高めです。
言い換えれば、人気のある噺家さんのチケットだからこそ設定出来る金額。
でも今日の僕は、開演5分にして『このチケットは安すぎる』と思いました。
"今回も"安すぎると思いました。年々プラチナチケット化していくのも仕方無いなぁ。
というわけで、ここからは中身の話をするので、もし
「これからPARCO公演に行くよ」という方は、見ないで下さい(笑)
ご自身で行ってきた後に、僕の時の内容と見比べて下さいね。
まずは、『通常国会初日という大変お忙しい中をお越し下さいまして・・・』と、
恒例の時事ネタでツカミ。
お正月に富山に帰った時の話から、その時に道の途中で見つけた建設途中の高速道路、
そして事業仕分けの話に展開すると、まさにその渦中の人を題材にした
新作「身代わりポン太」。
国からの助成金をもらって、タヌキの巨大な展望台を作ろうとした村のお話。
学生時代の同級生だった村長さんと、展望台を建設する会社の社長さん。
そこへ、もう一人の同級生である県議会議員がやってきて
「国からの金が凍結された」と通告します。しかし、第一次の資金を使って
展望台は下半分が既に完成。しかも、「タヌキをかたどった展望台」だから下半身だけ(笑)
完成させる金も壊す金も無い、と困り果てたところに、それを聞いていたおばあさんが話しかけます。
「昔、この村にたぬきの神話があってなぁ・・・人にいたずらをした罰で、
上半身と下半身をまっ二つにされたタヌキがおった。
上半身を探していたタヌキを不憫に思って、村人がタヌキの上半身を見つけてあげると
タヌキがお礼に表れて、人の身代わりになってくれるようになったそうな。」
初めて聞いた話に周りが驚いていたが、実はこの話、おばあさんが思いついた全くの作り話(笑)
つまり、架空の神話をでっちあげて「下半身だけのタヌキ」を名物にしてしまおう、と
話が展開していくのです。奇想天外で、なおかつ現代を風刺した「志の輔らくご」ならではの作品。
しかも、中入りのロビーには、ご丁寧に「ポン太せんべい」がお土産で売られていました。
会場全体が演目とコラボしてしまうのも「志の輔らくご」の楽しみの一つです。
続いては、志の輔師匠の新作の中でもお馴染みの作品「踊るファックス」
新春セールの薬局で間違って届いた、若い女性からの自殺をほのめかすファックス。
それを見た薬局のおやじが、なんとか説得しようとファックスで返事を書くのですが、
それに対して、なぜか逆ギレの返信ファックスが次々に届く。
それに対抗しているうちに、ファックスを使った大ゲンカに。
いつの間にか、おやじは「自殺でも何でも勝手にしろ!!」
相手は「誰が死ぬもんか!!おまえよりも長く生きてやる!!」と
あべこべになってしまう、というお話。日常にありそうな笑いが詰まった
誰にでも楽しめる作品。だから、志の輔師匠の落語は
「初めて落語を見る人にオススメ」と言われるんです。
しかもPARCO恒例、舞台装置のサプライズが・・・。
この「踊るファックス」が終わった途端に、舞台の壁から
「ここで15分間の休憩」と書かれた巨大なファックスが登場(笑)
PARCOは毎回、こういう大がかりな仕掛けがあるんです。
以前に、志の輔らくごの新作「メルシーひなまつり」をやった時は
巨大な人間ひな壇が舞台に登場した事もありました(笑)
さて、笑いすぎた体を冷まそうとロビーへ出た僕はお土産を購入。
このPARCO公演が初めてDVD化されたんです。
これは自分で見るだけでなく、まだ行った事の無い人に見てもらいたい!!
という意味もあって買いました。なので、僕の知り合いの皆さん、興味があったら貸しますよ(笑)。
さて、休憩後の3席目は、まくらの途中で出た人物の名前に
会場の一部から「おっ、これはひょっとして・・・」とざわめきが起こりました。
古典落語の大作「中村仲蔵」。新しい歌舞伎史に残る実話。人情味たっぷりの芸談です。
人気狂言「忠臣蔵」の上演にあたって、中村仲蔵に回って来たのは五段目の斧定九郎。
ようやく名題になったのに、貧相な山賊の役を回された仲蔵は落胆します。
しかし、女房のお岸に励まされた仲蔵は、蕎麦屋で偶然出会った貧乏侍から
役作りの着想を得るのです。
そして芝居の初日、度肝を抜くような新しい定九郎を見せられた観客たちは、
あまりの見事さにうなるだけ。しかし、それを演技の失敗と勘違いした仲蔵は、
失意のままに自殺も考えながら上方を目指します。
だが途中で芝居帰りの男が仲蔵を絶賛しているのを耳にして...。
聞き所は、とにかく仲蔵の心の動き。世間を驚かせた奇抜な扮装や、
水を滴らせながら駆け入って見得を切るシーンなど、細かな描写と華やかさ。
さらに舞台のシーンでは、仲蔵が花道に登場するシーンに合わせて
真っ暗な会場の左一列に、縦の照明が入るのです。PARCOならではの「花道」の演出。
しかも、長唄まで本物のお師匠を呼ぶという徹底ぶり。
そしてクライマックス、亭主を励ます女房のお岸や、師匠中村伝九郎の言葉に
それまでシーンとしていた会場からは、すすり泣きの声が次々に聞こえました。
まさに究極のサクセスストーリー、笑って笑って、最後に泣いて。
志の輔らくごの醍醐味を満喫しました。
こちらは、DVDを買った特典で行った抽選で頂いたクリアファイル。
過去の「志の輔らくご」の時に作られたオリジナル版です。
これまでは、2年前の公演でもらったクリアファイル(このブログの一番始めに出てきた物)
だったのですが、さすがにボロボロになっていたので、ここで選手交代。
なんだか、また良いことがありそうです。
先日発売された文春ムック「今おもしろい落語家ベスト50」では、
1位の柳家喬太郎さん、3位の柳家小三治さんに挟まれて2位だった志の輔さん。
まだ聴いた事が無いという方、聴かないと損ですよ!!
・・・言いながら、これ以上チケットが取りにくくなったら困るけど。
今日は、いつもとちょっと変わった落語会に行ってきました。
会の名前は「大和田落語会」
会の名前になっている、千葉県八千代市大和田にある
「丸花亭」という寄席で開かれる、まさに手作りの落語会です。
大和田落語会は古典落語を愉しむ会として2001年4月に発足、
その会長さん(先日のブログに書いた「京成線ストラップ」を頂いた方)の
ご子息の結婚式で僕が司会をさせて頂いたご縁で、今回の会を教えて頂きました。
しかも出演は、僕のブログにもよく登場する古今亭菊之丞師匠、
そして、こちらも好きな噺家さんの一人、柳家甚語楼師匠とあって喜んで行って参りました。
70人ほど入る寄席の中はギュウギュウ詰めの満員御礼状態。
その中で、お正月らしい縁起の良い話という事で
甚語楼師匠は「どろぼう」の登場する「転宅」など2席。
(どろぼうは「相手の懐に飛び込む」という意味で、落語では縁起が良いんだそうです)
そして菊之丞師匠は、ここのところの凍える寒さにぴったりの「二番煎じ」など2席。
スピーカーは付けられていますが、地声でも届く距離で楽しめるというのが
なんとも贅沢なひとときでした。
さらに今回は新春1回目と言うことで・・・。
柳家小里ん師匠の「寿獅子舞」が登場。この会では恒例なんだそうです。
僕もおひねりを渡して、頭を噛んで頂きました。
もう1月も後半に入りましたが、こういう会に来るとお祝いムードになりますよね。
お祝いといえば、大和田落語会は今回でちょうど100回目。
継続は力なり、を形で示していますよね。
しかも、中入り中にはお茶やお菓子のサービス、
さらに登場した噺家さんのサイン色紙が当たる抽選会など、
寄席では味わえない温かい心配りが感じられた大和田落語会。
外は寒くても、なんだか「ほっこり」出来た時間でした。
これからも、150回、200回を目指して頑張って下さいね!!
年の瀬の街、特に東京はすっかり静かになっちゃいました。
そんな中、賑わいが絶えないのが浅草。
昨日、今年の「落語納め」として、浅草演芸ホールに行ってきました。
年末恒例の「圓菊一門会」今回で38回目を迎えます。
今回の注目はなんといっても、久しぶりの高座となった古今亭圓菊師匠。
御年81歳の圓菊師匠は、昨年のこの一門会の前に体調を崩し、
それ以来ずっとリハビリをしてきたそうです。
昨日は満員御礼の立ち見状態、そして割れんばかりの拍手の中、登場した圓菊師匠。
話を最後までやりきる事こそ出来ませんでしたが、顔色の良さと
元気いっぱいの笑顔に、こちらが勇気づけられました。
その後、夜には僕の所属事務所・SOプロの仲間の皆さんと忘年会。
「伝える」という事の難しさ、そして楽しさを改めて感じた1日でした。
さて、落語納めの今回のブログが2009年の「ブログ納め」です。
今年は、個人的にはいろんな変化のあった年。
でも、おかげでいろんな経験を積み重ねる事が出来ました。
来年2010年は、どんな年になりますかねぇ。
僕は・・・いつもに増して新しい年を迎えるのにワクワクしています。
そして、このブログを見ている皆さんにも
ワクワクしてもらえるような仕事をしていきたいと思っています。
来年も、どうか小笠原聖をよろしくお願いします。
今年も1年、どうもありがとうございました。
どうぞ、良いお年をお迎え下さい。
今日は1日オフでした。こんな日こそ有効に使わねば!!
というわけで、まずは朝イチで江戸川区の無料検診で胃の検査をしてきました。
当初は1時間半くらいかかるかも、と言われていたんですが、
これが予想に反して30分で終了。しかも、予定の30分前に行っていたので
始まる予定の時間には既に終了!!(笑)
というわけで、江戸川区から台東区へ移動!!
向かったのは、ちょっと久しぶりの浅草演芸ホールです。
昼の部開演の11時に間に合ったので、中に入る前に買い出しへ。
買い出しといっても、お昼ご飯の事なんですけどね。
浅草演芸ホールのすぐ近くに、いつも使うお弁当屋さんがあるんです。
それが、この「デリカ ぱくぱく」常に店頭にはお客さんの姿があります。
それもそのはず、こちらではお昼のお弁当が全て税抜き250円なんです!!
これを見つけたのは、僕が以前にチバテレビで「浅草お茶の間寄席」という
落語の番組の案内人を担当させてもらっていた時の事。
番組のスタッフさんがここのお弁当をよく使っていて、教えてもらったんです。
その250円のお弁当、種類も
「幕の内」「ハンバーグ」「唐揚げ」「肉じゃが」「野菜いため」など常時10種類以上。
それで儲けがあるのか、余計なお世話ですが心配になっちゃいます(笑)
ちなみに今日僕が選んだのは、「鶏肉とニンニクの炒め物」
塩味ベースでとろみが付いている、なかなかの本格派です。
ボリュームも充分で、本当にオススメです。
場所は、「浅草演芸ホール」と「つくばエクスプレス浅草駅」の間、と
街の人に聞いてもらえれば、分かる・・・はずです(笑)
さて、昼食を購入して浅草演芸ホールへ。
その大きな目的は、12月の中席(11~20日)で主任(トリ)を務めている
八代目・柳亭市馬師匠です。
その市馬師匠登場までの5時間の間も、印象に残った噺家さんがたくさんいました。
まずは、期待の若手・春風亭柳朝さんの「権助魚」、
番組表を見て「ラッキー」と叫んだ新作のカリスマ・三遊亭白鳥さん、
それに古今亭菊丸さんの「時そば」もひと味違って良かったなぁ。
そして・・・市馬さんは、まさにこの時期にピッタリ!!
大晦日が舞台の「掛け取り」です。
借金取りが代わる代わるやって来るのに、家には一文の金も無い大晦日。
それなのに平気な顔をしている亭主が、次々にやってくる大家たちを
うまい言い訳で追っ払っていくというお話・・・ところが、これを市馬師匠がやると
やってくる人の中に「三橋さん」という人物が登場するんです。
これが市馬師匠のオリジナル、通称「掛け取り三智也」。
昭和の大物歌手・三橋三智也さんの歌を交えた掛け取りが展開され、
プロ顔負けの美声の持ち主である市馬さんが歌う歌う・・・はっきり言って
三橋三智也さんの歌が分からない世代でも聞き惚れます!!今日は5曲も入ってた(笑)
ちなみに、この時期に浅草演芸ホールで市馬さんが主任を務め「掛け取り三智也」をやるのが
ちょっとした恒例になっています。僕たちは、市馬さんの「掛け取り」を聞くと
「今年ももうすぐ終わりだね~」となる(笑)。ぜひ、残るこの土日、
浅草演芸ホールで市馬師匠の美声を楽しんでみては!?
その市馬師匠と、高座の後にお話をする事が出来ました。
実は市馬師匠は、僕が「浅草お茶の間寄席」を始めてすぐの頃に
ゲストに出て頂いて以来、ずっと気にかけて下さっているんです。
あの頃は今にも増して僕のインタビューがヘタだったんですが、
それでも市馬師匠は優しく丁寧に答えてくれて、しかも落語の番組らしく
ユニークな返しをたくさんして下さいました。ユニークさの中にも、「丁寧さ」を欠かさない方。
そのお人柄は、一度でも高座を見た方なら分かるはずです!!
いつも優しく僕の質問に耳を傾けてくれる市馬師匠、
来年も、更なるご活躍を期待しています!!
そして、たっぷり落語を楽しんだ僕は、近くの浅草寺へ。
実はこの3日間、この時期恒例の羽子板市が開かれているんです。
色鮮やかな羽子板達の共演。それぞれの作り手の方達の思いが
熱気となって辺りを包み、寒いはずの境内周辺も寒く感じない。
そして僕は、先日、「彩の国ニュース」で取材させて頂いた
埼玉県春日部市の「水野製作所」で作られている押絵羽子板の「江戸勝」へ。
丹精込めて作られた羽子板を並べたご主人たちも、製作所と違って威勢の良い販売人に変身!!
しかも「来年もぜひ取材に来て下さいね」とのお言葉まで頂き、嬉しくなっちゃいました。
羽子板は、明日・19日(土)まで。「江戸勝」は仲見世から向かって、左手の3件目です。
ぜひ、この週末は浅草へ足を運んで「市馬師匠」と「江戸勝の羽子板」を
あなたの目で確かめて下さい。僕のオススメです!!