このところ、すっかり寒くなってきましたね~。
僕の部屋も寝る時にはハロゲンヒーターと加湿器がフル稼働しております。
でも、体を温める方法は外からとは限らない!!
そこで昨日から1週間のJCN「はっぴる」は、この時期美味しい
寒い地方の郷土料理が食べられるお店を特集します。
僕がおじゃましたのは、JR千葉駅から徒歩2分。
駅前のビルの8階にある、北海道料理のお店
その名もズバリ「北海道」千葉駅前店です。
店に入ると、いきなりお酒の壁がお出迎え!!
酒蔵をイメージした宴会場や個室で北海道の地酒も楽しめるんです。
まず頂いたのは、北海道の食材の王様「カニ」
生タラバガニのお刺身です。
いや~、見た目にも美しい!!透き通った身を口に入れると、
上品な甘みが口いっぱいに広がります・・・。
1皿6980円とお値段はしますが、年末にこれくらいの贅沢も良いのでは?
続いては北海道の有名な伝統料理「石狩鍋」(1人前1239円)
鮭のぶつ切りの他、鮭の白子、じゃがいも、白菜、ごぼう、豆腐、えのきなどが入った
味噌仕立ての鍋。塩引きしない生の鮭を使っているので、身がジューシー。
味噌仕立てのスープには野菜の甘みがよく溶け出していて、体が芯から温まります。
そして最後は、最近の「新」ご当地メニュー。
札幌を中心に大人気の「ラーメンサラダ」(880円)です。
野菜がたっぷりでボリューム充分。一皿を仲間で取り分けて食べるのが楽しいですよね。
食べるときには、全部を豪快にかき混ぜて頂きます。ちょっと太めのゆで麺と
マヨネーズソースがよく絡んで、いくらでも食べられちゃいます。
豪華なタラバガニも良いけど、こういう味を食べると何となくホッとしちゃいますよね(笑)
何と言っても北海道は食材の宝庫。僕も大学時代を北海道の旭川市で過ごしたので
懐かしい北海道の味・・・と言いたかったのですが、懐かしいというより新発見の味でした。
もちろん、この時期は忘年会にもオススメですよ。
更に!!11月末まで「はっぴる見たよ」と言った方は、お鍋メニューが半額になりますよ。
予約はお早めに!!
普段、ニュースをお伝えする仕事をしている僕ですが、
時としてニュースの発生した「現場」に遭遇する事もあります。
今日は、まさにそんな事がありました。
今日の午後、僕は事務所での打ち合わせを終えて
表参道駅から地下鉄銀座線に乗っていました。
電車が途中の京橋駅に到着した際、電車の中で本を読んでいた僕は
降りるつもりだった、一つ先の日本橋駅と勘違いしてホームへ降りてしまったんです。
「あっ、しまった!ひと駅早かった!」と電車に戻ろうとしたんですが、
なんだか様子がおかしい・・・電車が出発する気配がないのです。
すると、車内にアナウンスが流れました。
「日本橋駅で車内に塩酸がまかれました。このまま運転を見合わせます。」
車内がざわつき、乗っていたうちの2割くらいの人がホームに降りました。
「塩酸がまかれた」という言葉に「テロ」という2文字が頭をよぎる。
京橋駅と日本橋駅が、それほど離れていない事を知っていた僕は、すぐに地上に出て
日本橋駅に向かいました。小走りで7~8分。
予想と違って、日本橋駅の改札の中に入るのに、規制などはされていませんでした。
改札口には乗客が殺到していて、係員が対応に追われます。
そんな中、「銀座線は日本橋駅を通過して運転しています」のアナウンス。
このあたりで、塩酸のまかれたのが自分の乗っていた一つ前の電車で、
乗客の持っていた「工業用」の物がまかれたらしい、という事が分かってきました。
となると、故意にまかれたものでは無いのか?・・・とはいえ、まだ情報は錯綜しています。
しばらくして、サイレンの音が聞こえてきました。
次第に暗くなってきた日本橋交差点を囲むように、10台以上の
パトカーや消防車がサイレンを点けたまま止まっていました。
消防隊員の人が、次々に防護服を着てホームに降りていきます。
僕が日本橋駅に着いて10分以上経っていたので、異臭の発生からは30分以上が
経過していた事になるでしょうか。ホームへ降りる階段に、規制線が引かれました。
「現地対策本部」の幟が立てられ、緊張感が増していきます。
この頃になると、一方を聞いたであろうスチールカメラマンなどがやってきました。
僕も念のため、仕事で通っているTOKYO FMの報道へ電話をしましたが、
異臭騒ぎの詳しい情報は特にいらないとの事だったので、交通の乱れなどについて連絡しました。
一方、ホームからはビニール袋が・・・これに塩酸の入っていた瓶が入っていたのでしょうか。
そして異臭の発生から1時間が経過。テレビ各局のカメラクルーが続々と到着し、
消防の報道発表が行われました。この日記を書いている18:30時点では
4人が病院に搬送され、命に別状は無いとのことです。
日本橋駅は、僕も一週間に3~4回は使う駅です。そんな駅で突然に遭遇した今回の騒ぎ。
事件性は無い模様(18:30現在)ですが、時間の経過と共に頭に浮かんだのは
地下鉄サリン事件でした。あの日もこんな状況で起きたのか。
今日の騒ぎは夕方の4時間でしたが、地下鉄サリン事件は朝のラッシュの時間帯。
その時、現場がどれほどの修羅場になったかは想像しても余りあります。
「危険物の持込みはご遠慮します」というアナウンスを常日頃の電車内で聞いていながら
いざこのような事が起きてみると、「持ち込めてしまう」怖さを感じずにはいられませんでした。
今日は朝から「はっぴる」のロケに行ってきました。
ここのところ、珍しく早起きが続いていたんで、ちょっと眠い。
ちなみに、土曜日からの起床時間は、「6:00」「7:00」「5:30」「6:30」てな感じで。
それ、全然早く無いだろ?!と、働く皆さんに言われそうですが(笑)
不思議ですね~。今年の春まで早朝の番組をやってきた時は、週2日は
午前3時に起きていたのに、6時に起きる方が辛いのは何故だろう・・・。
ちなみに明日はオフ。昼間に事務所へ行く用事はあるものの、
打ち合わせなどでは無いので前日の準備なども無し!!
まあ、本当は週末のお仕事のために資料を見なくてはいけないのですが、
とりあえず、今日のうちはオフ気分で過ごそうと思います。
そんなわけで、目を通したいものを色々と置いてみる・・・。
今日は落語関係が多いかな。いつもお世話になっている古今亭菊之丞師匠の特集記事が
この週末の朝日新聞に載っていたので、まずはじっくり読む。
あとは毎年恒例、立川志の輔師匠の1月PARCO公演のお知らせが来たので、
先行予約でいつ行くかを考える(ファンクラブに入っているのに、土日はなかなか取れない・・・)。
あとは、急いで読む必要は無いんだけど本屋で見つけて衝動買いした本の中から
どれかを読む(といっても、15冊くらい貯まっているので、選ぶのが大変)。
こういうのを、時間(特に明日起きる時間)を気にせずにやれる時間って嬉しい。
そして、横には近所のスーパーで5個263円の草餅。これで準備万端(笑)
これから、早くても午前2時くらいまで。4時間はオフモードで過ごします!!
昨日に続いて、今日も千葉県でのお仕事に行って参りました。
千葉の新浦安で行われた
「千葉県ケーブルテレビ杯 千葉県少年サッカー3年生大会」の
実況を担当させて頂いたのでございます。
千葉県内・参加181チームの頂点を目指しての戦いは今日、
準決勝と決勝が行われて、柏市の「柏イーグルスTOR'82」が見事、優勝しました。
15分ハーフで行わるゲーム、少年サッカーと聞いて侮ることなかれ!!
プロもビックリのミドルシュートあり、スピード感溢れるカウンター攻撃あり、と
白熱した試合が展開されました。そして白熱していたのは選手だけじゃないようで・・・。
グラウンドの外には、カメラを構えて声援を送る保護者の皆さんがズラ~リ!!
これなら、放送もたくさんの人が見てくれる事でしょう(笑)
この試合の模様は、ダイジェスト番組として
千葉県内14のケーブルテレビで、12月11日~1月6日に放送されます。
もちろん僕が準決勝・決勝計3試の実況、そして優勝インタビューもしています。
それぞれの放送予定は、大会のホームページでチェックして下さい。
http://www.cnc.co.jp/chibaken/
週末の大きな仕事が2つ終わって、ちょっと一息。
今日は早朝から千葉の幕張に行っておりました。
関東ブロック1都8県の緊急消防援助隊などが参加した
「平成21年度緊急消防援助隊 関東ブロック合同訓練」の進行を務めてきたんです。
今回の訓練では、初めての試みがいくつか行われました。
特に、従来の「シナリオ型訓練」ではなく、実際に現場に行ってみないと
被害状況が分からない「ブラインド型訓練」を取り入れ、実際の災害に
即した訓練となっています。こちらは、状況を説明していく役割と、
現在どういった活動をしているかを説明する役割があったわけです。
原稿量も200ページ以上・・・でも、問題は他にありました。
それは朝から強まった雨と風、というより「暴風雨」
僕たちがいた本部テントと、来賓用のテント席も・・・。
椅子と机が飛ばされ、この状態に。
本部席もビニールシートで応急処置をしてもらい、
僕たちはカッパを着ての進行となりました。
写っているのは、僕と一緒に進行を務めたチバテレビの中野涼子アナ。
って、この写真だけだと誰だか分からない(笑)
挙げ句の果てには、「現在は~の救助訓練を・・・」というアナウンス以外に
「先ほど、千葉市に竜巻注意情報が出されました」という"本物"の情報まで
アナウンスする事態になってしまい、なんともリアルな災害救助訓練になりました。
それでも、午後になると天気も回復。
マンションなど高層階からの救出を想定した訓練や・・・
防災ヘリコプターを使って空中から水をまく消火訓練。更に・・・。
地上からの放水訓練と、その模様は迫力満点!!
更に実際に車が衝突したところを再現したり、
模擬列車を用意したりして、より実践的な場面を作っての救出訓練も緊張感がありました。
何気なく毎日を過ぎしていると、明日も当たり前のように過ごせると思いこんでいる気がしますが
有事に備えて活動をしている方がいることを、忘れちゃいけないですね。
ちなみに参加した皆さんは、現在も訓練を続けています。
1日訓練を行って疲れた体で「野営訓練」、つまりテントを張って
明日の朝まで過ごすのだそうです。これも、実災害を想定しての事。大変だぁ~!!
この仕事をしていると、人と人の繋がりって本当に大切だなって思います。
それを再確認する事が、最近ありました。
普段の仕事のほとんどは、事務所を経由して面接を受けて決まっていくのですが
時々は先方からご指名でお仕事を頂く事もあります。
ありがたい事に、今週末はそのように依頼を頂いたお仕事が2つ控えています。
土曜日はイベントの仕事、日曜日はスポーツ実況をする予定で、
明日はイベントの打ち合わせをしてきます。
今週の月曜日には、僕がアナウンサー受験をしていた時の親友から
仕事に関する電話がかかってきました。
彼はラジオ局のアナウンサーをしていて地元のサッカーチームと繋がりが深く、
本拠地の競技場でシーズンを通してスタジアムDJを出来る人を探している、との事で
「誰か紹介してもらえる?」と相談を受けたのです。
結局、事務所のマネージャーさんに連絡して、後輩のタレントさんが
仕事を受けてくれる事になりそうです。
7~8年前に一緒にアナウンサーを目指していた仲間と、
こうやって仕事で協力できるっていうのは幸せなことだなぁ、と思いました。
・・・ちょっと大袈裟かな。
仕事を頂いたり、仕事の相談を受けたりする事は、信頼を頂いているということ。
だからこそ、その期待には出来る限り応えたいと思います。
そして、その結果が更なる信頼を得られることに繋がりますように。
今年初めて「忘年会」の誘いが来ました。
今年の春からJCNでやっているグルメ番組「はっぴる」の忘年会の話。
普段からスタッフさんは、いろんなお店と連絡を取っているわけで、
「早めに予約した方が良いですよ~」なんて話にもなるんでしょうね。
そんな番組が選ぶ店だから、美味しい物が食べられるんだろうなぁ・・・と、
勝手に期待しています(笑)。まあ、1ヶ月近く先の話ですけどね。
そんな「はっぴる」、今日からの1週間はお得なランチのお店を特集します。
僕は韓国料理のお店に行ってきました。
なぜか、この番組で僕が行く先は韓国料理のお店が多い・・・。
おじゃましたのは、京成線の千葉中央駅から歩いて1分、
「韓国料理 MOISE」MOISEとは、「集まる」という意味だそうです。
全てソファ席のゆったり出来る店内で頂けるのは、人気の日替わりランチ。
この日はヘザンチゲ(解腸スープ)、牛肉の他に白菜、まめもやし、
春雨、卵などが入っていて、タンパク質とミネラルが豊富。
体に残っているアルコールを分解してくれる効果があって
二日酔いにも良いらしいです。
ご飯・サラダと小鉢が付いて、なんと500円!!激安です。
普段780円のランチメニューを、日替わりで1品ずつ500円にしているんだそうで、
日によってはカルビクッパなども500円になっちゃうそうです。
美容と健康にも効果ありのランチは女性にも大人気です。
さらに他にもオススメランチが。
こちらは、「海鮮石焼き辛ラーメン」1日限定5食です。
面が太めなのにスープをよく吸って、食べ応えも充分。
値段は680円ですが、もう100円出してライスを付けるのがGood!!
一方、夜のメニューからは大人気メニューの「サムギョプサルセット」。
豚の三枚肉を溶岩石で焼いてサニーレタスに包み、
ネギサラダ、青唐辛子、ニンニク、焼きキムチなどと一緒に頂きます。
溶岩石で焼く間に、遠赤外線で中までふっくら、余分な油が落ちるから
食べやすくて、どんどんいけちゃいます。
そして、この店はシメのデザートにも名物があります。
普段はアツアツの料理を入れている石焼鍋を凍らせた、変わり種アイス。
その名も「石焼アイス」
アイスクリーム、トッピング、ソースをそれぞれ選び、食べる直前に混ぜるというもの。
この日は、バニラアイスにフローズンフルーツ(いちご・キウイ・バナナ)とコーンフレーク、
仕上げにブルーベリーソースにしてもらいました。
辛いものをたっぷり食べた後の口が、一気に氷点下に!!
これは見た目以上に美味しいです。行ったら、絶対に食べてみて下さい。
そして今回も番組を見た方への特典があります。
今日から1週間、お店で「はっぴる見たよ」と言ってもらえれば、
ランチの方には血液サラサラ効果もある「健康酢ドリンク」(¥200)を1人1杯サービス、
ディナーの方には、なんと先ほどの「石焼アイス」(¥720)を1組に1個サービスしてくれます。
美容にも健康にもお財布にも嬉しいお店、ぜひお試しあれ!!
先日の日記に書きました、BS-TBS「教えて からだのミカタ」ですが、
僕の出番は今度の土曜日、11/14(土)の18:00から。
テーマは「10歳若返る皮脂ケア」です。
このほか、再放送も3回あります。
15日(日)21:30~、21日(土)18:00~、22日(日)21:30~。
体を張ってきた僕のリポートもありますので、是非、見て下さいね。
番組の情報は、こちらのページからどうぞ。
http://w3.bs-tbs.co.jp/mikata/
ロケの裏話は、初回放送後に書きます。
突然ですが、あなたは自分の生まれた街、住んでいる街のことを
どのくらい知っていますか?ビルやマンションが建ち並ぶ中にも
街の歴史を伺い知る足跡が残されているもの。
そんな姿を求めて「お江戸」を巡る番組を担当させてもらいました。
一昨日・11/7(土)から、東京ベイネットワークで放送が始まった
「中央区はじめて物語」では、中央区観光協会の「中央区はじめて物語マップ」を参考に
僕が中央区にまつわる「はじめて」をご紹介します。
旅の出発地点は、もちろん日本橋。
東海道・中山道・甲州街道・奥州街道・日光街道の「五街道」とされた日本橋は、
明治の始めに、改めて全国の道路の起点と定められました。
その証である「道路元標」が、今も行き交う人々を見つめています。
そして、日本橋でもう一つ。昭和通りの交差点に面している日本橋郵便局。
建物の北側入口には、「郵便発祥の地」のプレートがはめ込まれています。
プレートが新しくキレイなのは、平成15年に日本郵政公社が発足した際、
新しく付け替えられたから。
近代郵便制度が発足した明治時代初期、現在の日本橋郵便局の辺りに
「駅逓司」と「東京郵便役所」が置かれました。
「東京郵便役所」は東京中央郵便局の前進にあたるもので、
「駅逓司」は、後の郵政省(現在の総務省)へと変遷していったのです。
一方、中央区入船にある「ミズノ・プリンティング・ミュージアム」には、
明治初期の印刷機「アルビオンプレス」が展示されています。
明治期に盛んに使われていたハンドプレスの印刷機。
国産で現存しているものはわずかです。こちらでは、他にも
日本の印刷文化を伝える貴重な「遺産」を見ることが出来ます。
さて、次に訪れたのは「佃」
その名前の通り、佃煮発祥の地です。
徳川家康の命により、摂津の国・佃村から移住してきた漁民が築いたことに因んで
この地は佃島と命名されたのですが、今も老舗の佃煮屋さんが残っています。
そのうちの1件「佃源 田中屋」さんにおじゃましました。
お店の中には、これまで受けた取材の数を物語る有名人のサインがたくさん。
それだけ、こういった佃煮屋さんが貴重になってきたという事なんですね。
昔から庶民の味として親しまれてきた佃煮。
元々は白魚漁を専業としていた漁民達が、小魚を醤油で煮詰め
海上での食事のための保存食としたのが始まりです。
お店では、今でも佃煮の「秤売り」が残っています。
贈答品として買い求める人が多いものの、若いお客さんも多いそうで
伝統の味が受け継がれている事に安心しました。
ちなみに、佃島に残っている佃煮屋さんは全部で3件。
そのお店が、同じ通りに寄り添うように立ち並んでいます。
その向こうには高層マンション・・・「江戸」と「東京」が交差するような光景ですね。
この番組では、他にも「銀行のはじまり」「蘭学事始の地」なども訪ねます。
ケーブルテレビ「東京ベイネットワーク」では、
11月中の毎週土曜日、「10:00」「12:00」「20:00」から放送です。
また、テレビを見られない、という人も中央区のホームページで
当分の間見られる予定になっています。ぜひ、ご覧下さい!!
10月の終わりに、ある本が出版されました。
「突然、妻が倒れたら」
著者はフジテレビ「ニュースJAPAN」のアンカーを務めていた松本方哉さん。
偶然にも僕は、この本を出版早々に書店で見つける事ができ、
読む予定だった他の本を飛ばして、一気に読みました。
松本さんが自らの番組の中で「家族の介護のために番組を休む」という話をした事は
インターネットなどの情報で知っていました。それが、松本さんの奥さまの事だったということも。
しかし本を読むまで、その病状の深刻さは知りませんでした。
松本さんが休養と復帰を繰り返していた理由も、本を読むとよく分かります。
むしろ、こんな大変な状況の中で、よくぞ番組の仕事を両立されていたと驚くほどです。
僕の中で、最初の松本さんの印象というのは「フジテレビの外報部の顔」でした。
湾岸戦争の時、木村太郎さんの横に付き、
連日、報道フロアから最新情報を伝えていた松本さん。
その後の、9・11やイラク戦争の報道でも、その存在感は際だっていました。
少し高いトーンから冷静にはっきりと、分析を交えたニュースを発信する姿に
僕は「この人は将来はキャスターになるんだろうなぁ」と勝手に想像していました。
そして2003年、「ニュースJAPAN」のキャスターに。
木村太郎さんが以前に番組でやっていたコラムを受け継ぐかのような
松本さんの「ペリスコープ」のコーナーは、本当に楽しみなコーナーの一つでした。
そんな松本さんを襲った悲劇。ある日突然に、「仕事」中心から「介護」中心に変わった生活が
克明に綴られています。そして、松本さん自身の葛藤や憤りもそのままに伝わってきます。
僕はまだ独身ですが、読んでいるうちに「いつか自分の家族に同じ事が起きたら」という思いを
抱かずにはいられませんでした。自分と家族への精神的・経済的負担、
誰よりも辛い思いをしている当人へのケアの仕方。そして、家族の絆とは・・・。
本の中には「ドラマだったら・・・だろう。しかし現実は・・・」という言葉が出てきます。
介護生活は今この瞬間も続いている、という重い現実と共に、
家族を介護しながら仕事をして生き抜いていくことが、どれだけ大変なのか。
今の日本の制度への大きな問題提起にもなっている本です。
奥さまの状態が改善され、松本さんが復帰の報告と共に
自らの体験を基に、介護の現場の声を届ける特集が放送される。
そんな日が1日も早く来る事を願わずにはいられません。